国別削減目標達成は不可能―カナダが京都議定書で表明
TORONTO (AP) -- Canada's conservative government acknowledged Thursday it will not meet its Kyoto Protocol targets and announced a new environmental plan with a less ambitious goal to reduce greenhouse gas emissions. Under the 1997 Kyoto accord on climate change, the former Liberal government committed to a 6 percent cut in greenhouse emissions from 1990 levels by 2012. But the country's emissions are now 30 percent above 1990 levels.
カナダのハーバー保守政権は26日、温室効果ガスの排出削減について定めた「京都議定書」の国別目標を、起源の2012年に達成するのは不可能と表明。AP通信が、ベアーズ環境相の言明として27日付で報道。同議定書批准国のうち、主要国で目標達成が不可能と正式表明したのはカナダが初めて。
The new goal of a national environmental initiative announced Thursday is to reduce the level of current emissions 20 percent by 2020.
同じ日に明らかにされたカナダの新たな削減目標は、「現在の排出量を20年までに20%削減する」としている。同議定書に基づくカナダの削減目標値は「1990年より6%少ない排出量」だった。ベアーズ環境相は自由党前政権の無為無策がもたらした「失われた10年の結果」と強調。
京都議定書とは、1997年に京都で開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)で採択された温室効果ガス削減のための議定書のことだ。温室効果ガスの排出量を先進国全体で2008年から2012年までに5.2%削減することが骨格。
ブッシュ政権の離脱で存亡が危ぶまれたが、2001年7月のCOP6会合で、二酸化炭素の森林吸収分を認めるなどの修正案を日本を含む参加各国が受け入れ。2003年のCOPを経て、土壇場の駆け引きが続いていた結果、2005年2月16日ようやく発効。
京都議定書は、エネルギーを大量消費する「米国式生活様式」にノーを唱えるもので、煎じ詰めればアメリカングローバリズムそのものにも疑義を挟む公文書。
京都議定書

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