てらいもなく、感情はほとばしるままに―耐える愛は日本にまかせなさいと思ったり。。。
- チョン・ジヒョン 「イルマーレ」(2000年) 、「猟奇的な彼女」(2001年) 、「四人の食卓」(2003年) 、「僕の彼女を紹介します」(2004年) 「デイジー」(2006年)
- ソン・イェジン 「ラブストーリー」(2002年)、「私の頭の中の消しゴム」(2004年)
- スエ 「ファミリー」(2004年)、「夏物語」(2006年)
私的に好みの韓国映画と女優さんは上記のごとくなりました。「四人の食卓」は違うけど、他はすべて恋愛ものか青春もの。夏、初恋、雨、大粒の涙、小川、草原。。。不思議に向こうでは部活もの、スポ根ものはないのかな?これに兵役という事情や、時代背景として独裁政権・戒厳令などが絡んでくれば、こりゃあもう鉄壁の布陣です。
耐える愛は、日本に任せておけばいいわけで、感情はほとばしるままに。。。てらいもいらない。
大体が、恋愛ものなどは、当該国の文化と密接にかかわってくるわけで。例えば、アラブ最大の映画生産国はエジプトだが、エジプトの恋人同士は、市内の真ん中を流れるナイル川河畔などを散策したりはしない。セーヌ川やライン川などとは違うのだ。
彼らは、デートにはどこに出掛けるのか。ギザのピラミッドを取り巻く砂漠地帯である。流れる川に想いを委ねたり馳せたりするかわりに、満天の星の輝く砂漠地帯に絨毯を敷いたりして恋を語らう。サウジもそうだ。デートスポットは砂漠である。エジプト映画の恋愛ものは、そういった背景を理解していないと、ボロクソものとしか思えない。
カイロには、ムカッタムの丘というカイロ市内を見下ろすことができる丘陵地帯があり、日本人からすれば絶好の語らいの場所だと思うのだが、彼らはしない。あくまで砂漠だ。
インド映画をご覧になった方は分かると思うが、彼らの恋愛は、映画にある通りだ。気恥ずかしくてやってられないと思うのは日本人だけである。日本の感覚に近いのは、どういうわけかイラン映画である。
ま、そんなことはともかく、上記のものをすべて観た結果「ラブストーリー」は、ベトナム戦争が絡んでくる段階で、私的に腰が引けてきたけど、見応えがあった。あと「僕の彼女を紹介します」と「夏物語」。
ハ・ジウォンの「デュエリスト」も、世間的にはクソミソだけど、私的にはかなり気に入ってます。あれだけ、スローモーション、アップを恥ずかしくもなくやるってのは、これ、すごいことだと思う。観てる方は、かなり恥ずかしかったけど。。。

