06年のヒズボラ制圧軍事作戦は、「広範囲にわたり重大な失敗」―イスラエル特別調査委が報告書
JERUSALEM (AFP) - Israel's 2006 war against Lebanon's Hezbollah militia was a "large and serious" failure, according to key report on the conflict issued on Wednesday by government-appointed commission.
イスラエルが1982年のベイルート侵攻(レバノン戦争)に次ぐ第2次レバノン戦争と規定している2006年のレバノン・シーア派原理主義組織ヒズボラ制圧作戦について、イスラエル政府任命の特別調査委員会は30日、報告書を公表、この中で06年戦争は「広範囲にわたり重大な失敗だった」と断定した。
同調査委のエリヤウ・ウィノグラド委員長は報告書の中で、「全体的に見て、第2次レバノン戦争は、時機を間違っていた」指摘、「政府および軍上層部は戦略的思考と計画に欠けており、われわれは重大な失敗や不備を発見した」とした。しかし、オルメルト首相とペレツ国防相(当時)は、当時イスラエルの国益が何かを真剣に考えた上で、指揮を執ったとした。
この報告書公表に先立ち、激しい辞任要求にさらされていたオルメルト首相は、同報告書が、軍事作戦に重大な欠陥があったことを指摘しながらも、「(同首相自身は)国益に沿って行動した」とのお墨付きを与えたことで一息ついた形。辞任の意向は全くないとされる。
他方、中東最強のイスラエル軍に全面的に対峙したヒズボラは、同報告書が明確にしているように、この軍事作戦に持ちこたえたことで、さらに勢いを増すのは必至だ。
ヒズボラ

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