NEW YORK - Dith Pran, the Cambodian-born journalist whose harrowing tale of enslavement and eventual escape from that country's murderous Khmer Rouge revolutionaries in 1979 became the subject of the award-winning film "The Killing Fields," died Sunday. He was 65.
Dith died at a New Jersey hospital Sunday morning of pancreatic cancer, according to Sydney Schanberg, his former colleague at The New York Times. Dith had been diagnosed almost three months ago.
Dith was working as an interpreter and assistant for Schanberg in Phnom Penh, the Cambodian capital, when the Vietnam War reached its chaotic end in April 1975 and both countries were taken over by Communist forces.
1984年制作・公開の米映画「キリング・フィールド」(ローランド・ジョフィ監督)のカンボジア人助手のモデルであるディス・プラン氏が30日、膵臓がんのため死去。65歳。AP通信が同日報道。
1970年代のカンボジア内戦を米紙ニューヨーク・タイムズのシドニー・シャンバーグ記者の助手として取材。75年のポル・ポト派によるプノンペン陥落で国外脱出した同記者と別れた後、ポト派の大虐殺を生き延び、4年後にタイで再会した。この間のもようは「キリング・フィールド」で詳しく描写されており、国際社会がカンボジア内戦の悲劇を初めて知るきっかけとなった。
映画自体は、84年のアカデミー賞において、助演男優賞・編集賞・撮影賞の3部門受賞。
米国移住後は、ニューヨーク・タイムズ紙のカメラマンとして働いた。
ちなみに、映画の中でディス氏役を演じたハイン・S・ニョールはカンボジア出身の医師で、実際に4年の間、クメール・ルージュの元で強制労働に就かされた経験を持つ。演技は素人であったが、この作品でアカデミー助演男優賞を受賞。その後、強盗殺人の犠牲になっている。
キリング・フィールドBAGHDAD - A roadside bomb killed four U.S. soldiers in Baghdad on Sunday, the military said, pushing the overall American death toll in the five-year war to at least 4,000. The grim milestone came on a day when at least 61 people were killed across the country.
イラク戦争の米軍戦死者が23日、ついに4000人に達した。AP通信によると、イラクの首都バグダッド南郊で同日、路肩に仕掛けられていた爆弾によって米兵4人が戦死し、これにより2003年3月の開戦から6年目に入った同戦争の米兵死者累計は4000人。
戦死した米兵はパトロール中だったという。開戦5周年の19日(イラク現地時間20日)にブッシュ大統領は「対テロ戦演説」を行い、昨年春に開始した増派戦略の効果を強調、治安の安定化に向けた米軍の実績を繰り返した。が、米軍戦死者が新たな大台に乗ったことで、早期撤退論が今後さらに勢いづく可能性がある。
イラク戦争米国務省は21日、大統領選の民主党有力候補、バラク・オバマ上院議員(46)の旅券情報が盗み見されていた問題で、同党のヒラリー・クリントン上院議員(60)、共和党のジョン・マケイン上院議員(71)の両候補の旅券情報も同省職員によって不正に閲覧されていたと発表した。ライス国務長官は同日、3氏に電話で謝罪した。同省は今後、司法省と協力して全容解明を進める。
現在進行中の11月4日の本選に至る米大統領選候補指名争いは、民主党ではオバマ、クリントン両候補が泥仕合を続ける一方で、共和党ではマケイン候補の指名獲得が確定、マケイン候補は、共和党保守本流、ネオコン(新保守主主義)をはじめ、米国の保守の流れをマケイン支持、本選での勝利につなげようと必死だ。マケイン候補は果たして、ロナルド・レーガン以降の保守の流れに乗ることができるかどうか。。。
米国は自然発生的な「国民国家」ではない。先住民(ネイティブ・アメリカン)と奴隷として連れてこられたアフリカ系米国人以外は、移民としてやってきた人々によって構成される「多民族国家」である。彼らを結び付けている理念は、独立宣言や建国の祖が記した諸文書、憲法に起因し、今も不断に改訂が進められている。それらに盛られた信条、価値、儀礼、儀式が、米国民が受け入れるべき基本的象徴として機能する。米国という政治的共同体を統合し、その集団的生活にある種の意味付けを行っている。米国精神=米国市民宗教とは、まさにこれら信条、価値、儀礼、儀式の総体を指しているといってよいだろう。
米国精神=米国市民宗教を信ずる者は、カトリック教徒、ユダヤ教徒やプロテスタントであり、モルモン教徒やイスラム教徒でもあり得る。アジア系米国人なら仏教徒でもあり得るのである。もちろん無神論者でもよい。米国精神=米国市民宗教は、その信者がある特定宗教を信ずることを受け入れる。
ともかくも彼らは、大統領を核とする米国という国家・政治制度そのものを、米国人としてのアイデンティティの拠り所としている。
したがって、米国の国家・政治制度自体が心の拠り所とされている以上、国家がある種の宗教性を帯びてくるのは必然。歴代大統領が就任式で、神の加護を願い、米国民の来し方、行く末に説教するがごとく言及するのも、米国精神=米国市民宗教の最高神官としての役割を熟知しているからである。具体的な政策は、議会に直接提示すれば事足りる。
米国精神=米国市民宗教は、卑近な言葉で表せば、米国社会が米国社会たるべき倫理・行動指針だ。独立戦争以来、米国人に、自分たちが「神に選ばれた国」に生き、そして死んでいくことを自覚させる上で、大きな判断基準を提供してきた。
だが、そこには、当然ながら負の面も存在する。米国精神=米国市民宗教の「最高神官」たる大統領およびその取り巻き連中によって、内政・外交運営上の道具と化する危険性がそれだ。米国精神=米国市民宗教の宗教的表現を借りて、米国が人間の普遍的価値と考える「自由」「平和と民主主義」、米国がそうだとみなす「正義」を世界にあまねく波及させることが「人類共通の正義」であり、国益にかなうことでもあるという思考を補強するからである。
歴史的な経緯を見れば、米国先住民や奴隷として連れてこられたアフリカ系黒人は、米国精神=米国市民宗教の恩恵から組織的に排除されてきたし、太平洋戦争では日系米国人が排除された。
しかし、さすが米国と言うべきか。宗教的な観点からの「贖罪」は機能しており、いったん非を認めて謝罪したら、必ず罪をつぐなうという行為を米国人は躊躇することなく続けてきた。米国先住民の権利回復、故キング牧師らが進めた公民権運動によるアフリカ系黒人の飛躍的な社会的・政治的地位向上、日系米国人強制収容に対する謝罪と補償などがそれである。
1993年にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大学のロバート・フォーゲル教授によると、現在の米国は、独立以前から数えて第4の宗教的な覚醒期に当たるという。ベトナム戦争の泥沼化とともに始まった過度の個人主義、フェミニズムなどに対する反動として1970年代から顕著となり始め、伝統的な価値観や家族を重視する。換言すれば米国精神=米国市民宗教の再活性化と軌を一にする。
共和党のロナルド・レーガン大統領候補が「強い米国」の再生と「保守革命」を唱え、1980年の大統領選挙に勝利した背景には、共和党の世俗的な保守派と宗教的右派が結び付きを強め、さらにテレビ伝道とコンピューターを駆使した新宗教右翼の台頭が最大要因として挙げられる。
米大統領選Windows Vista Service Pack 1 は、お客様からの重要なフィードバックに対応するための Windows Vista の更新プログラムです。SP1 には、信頼性、パフォーマンス、および互換性に関する特定の問題に対処するための変更、新しい種類のハードウェアのサポート、および新しい標準規格に対するサポートが含まれています。
上記引用のように何かと物議を醸しているWindows VistaのSP1が日本語バージョンを含め公開されたというので、スタンドアロン版をダウンロードして早速インストール。別に何の変化もなく稼働しているが、素人にはどこがどう変わったのか分からない。
が、ともかく速さと安定性が増したのなら別に文句はありません。Windo\ws updateでの提供も4月から開始されるというが、事前にスタンドアロン版をダウンロードしてインストールした方が、ファイルが膨大な分安心だろうと思った次第。
国際テロ組織アルカイダ指導者ビンラディンが2001年9月11日の米同時多発テロ以降出した音声・ビデオクリップは以下の通り。
- 2008年3月19日 予言者ムハンマドの風刺漫画に関し欧州連合(EU)を激しく非難。「われわれの返答は耳で聞くようなものではなく目で見るようなものになろう」と予告。
- 2007年12月29日 イラクのスンニ派に対しアルカイダに反抗しないよう警告するとともに、イスラエルに対する聖戦の拡大を予告。
- 2007年11月29日 欧州諸国に対し、アフガンで米国に協力しないよう警告。米同時多発テロ決行の全責任は自分にあり、アフガンにおける米国の軍事行動はフェアではないと主張。
- 2007年10月22日 イラク反体制派に対し、団結を要求するとともにアルカイダに反抗しないよう警告。
- 2007年9月20日 パキスタン国民に対し、米国と協力するムシャラフ政権を打倒するよう要求。
- 2007年9月11日 米同時多発テロ6周年で、イスラム教徒の若者に対し「殉教者」となるよう要請。
- 2007年9月7日 米国民に対し、イラク戦争を終わらせたいならイスラム教徒に改宗するよう要求。
- 2006年7月1日 イラクにおけるアルカイダ新指導部を承認。
- 2006年6月30日 イラク駐留米軍に殺されたイラクにおけるアルカイダ指導者ザルカウィを称賛。
- 2006年5月23日 米同時多発テロで起訴されたザカリアス・ムサウィ被告はこのテロとは何の関係もないと主張。
- 2006年4月23日 ダルフール紛争に関する国連平和維持軍派遣を非難。アルカイダ支持者に対し、スーダンに赴くよう要請。
- 2006年1月19日 米国における新たなテロ攻撃を警告。
- 2004年12月28日 斬首テロを繰り返していたザルカウィをイラクにおける自らの代理人に任命し、イラク国民に対し、総選挙のボイコットを要求。
- 2004年12月16日 在サウジ米領事館攻撃を称賛。
- 2004年10月29日 イスラム教徒に対する恫喝をやめれば、米国は新たな9・11を食い止めることができると警告。
- 2004年5月6日 イラクにおける米国人や国連関係者を殺せば報奨金を出すと発言。
- 2004年4月15日 欧州諸国に対し休戦を要求。
- 2004年1月4日 イラクにおける戦争は、石油を狙ったアラブ湾岸産油国「占領」の始まりであると主張。
- 2003年9月10日 9・11は敵に対する極めて大きな一撃だったと称賛。
- 2003年4月7日 イスラム教徒に対しクウェート、サウジなどの各国政府を「米国の代理人」だとして、打倒するよう要求。
- 2003年2月13日 米国に対する新たな攻撃で「殉教者」として死にたいと主張。
- 2002年11月12日 米国とその同盟国に対し新たな攻撃を警告。ブッシュ米政権を「この時代最悪の連続殺人犯」だと指摘。
- 2001年12月13日 9・11は「自分の楽観的な予測」をもはるかに超えていたと自賛。
米大統領選に絡む民主党候補指名争いは、オバマ候補とクリントン候補の極めて激烈な戦いがシーソーゲームのように続いて長期化している。今年11月の本選に至る史上最強の国家の国家元首を選ぶ狂想曲は、いよいよ調子を高めてきた。米国民がこぞって躁状態となるこの「お祭り」の背景を探ってみる。
米国には、あらゆるものを超越した聖なる存在としての国教会はないが、この真空状態を大統領制を核とする国家制度・政治体制自体が不断に埋めている。その大統領制に権威を与えているのが米国精神、換言すれば米国の「見えざる国教」だ。これは、馴染みにくい言葉ではあるが、「米国市民宗教」(American civil religion)と言われている。
「ユダヤ・キリスト教的伝統」に強く彩られながらも、宗派の別を超えて米国市民なら誰でもが持っている心のありよう、思考・生活様式―。米国精神=米国市民宗教は、大統領制を軸とする米国の政治体制自体が、極めて濃厚な宗教的側面を持っていることをうかがわせている。
2001年9月11日の同時多発テロからその後のアフガン報復空爆、イラク戦争と、対テロ戦争遂行に突き進んだ米国の論理は、以上の米国精神の分析を通じてより的確に把握可能となるはずである。
米国の総人口は、国連統計によると、2001年の段階で2億8480万人。その総人口に占める宗教別割合を見てみると、プロテスタント56%、カトリック28%、ユダヤ教2%、その他4%、無宗教10%―といった具合になる。
プロテスタント、カトリック、ユダヤ教は「ユダヤ・キリスト教的伝統」に彩られた宗教であり、旧約、新訳の違いはありながら、同じ聖書を聖典とする共通項が存在する。これが総人口の86%を占めている。さらに東方正教と、その他に含まれているキリスト教に極めて近いモルモン教を含めて考えると、その合計は88%に達する。要するに米国は、宗教的にとらえれば、圧倒的多数が「ユダヤ・キリスト教的伝統」を信仰の核としていることになる。
半面、米国は国教を持たない国だ。旧大陸のような国教制度を否定し、個人の信教の自由を守ることは、独立戦争とその後に制定された合衆国憲法の最も基本的な理念である。そして国教制度の否定、信教の自由を保証する要となるのが日本語で言う「政教分離」の原則である。
「政教分離」に当たる英文は"Separation of Church and State"だ。トマス・ジェファーソンが1802年1月1日にコネティカット州ダンベリーのバプティスト・アソシエーションにあてた書簡の中で初めて使用した。「国家と教会の間には壁(wall)があり、教会はこの壁によって国家の介入から守られ、教会は聖書に記された諸価値を人々に教える自由を持つ」というのが同書簡の要。
1787年に制定され1789年に発効した合衆国憲法には、"Separation of Church and State"という語句は直接的には記されていない。だが、この語句が盛り込まれた前述のジェファーソンの書簡は、同憲法の修正第1条に"Congress shall make no law respecting an establishment of religion, or prohibiting the free exercise thereof..."として引用され、合衆国憲法が特定宗教の国教化を禁じ、信教の自由を保証していることを米国民と全世界に向けて発信している。
したがって、"Separation of Church and State"は、米国でも憲法学的には現在も論議を呼んでいるところではあるが、合衆国憲法の一構成部分と考えるのが妥当だろう。
いずれにせよ、ここが非常に重要な点だが、決して"Separation of Politics and Religion"ではないのである。
国家と教会の分離は、旧大陸における宗教的迫害を逃れて1620年、信仰の自由を求めてメイフラワー号で新大陸にわたった分離派ピューリタン102人が切に願ったものだった。
その要諦は①国家が特定の教会に便宜を図ることを拒否②公金を特定の教会に拠出することを拒否③国家が特定の教会を宣伝することを拒否④国家が特定の教会を国民に強制することを拒否⑤信ずる教会によって差別されることを拒否―の諸点。
このため、米国には、あらゆるものを超越した聖なる存在としての国教会はない。しかしながら、この真空状態を真空状態のままに放置すれば、国家が瓦解する危険性が増す。だからこそ、大統領制を核とする国家制度・政治体制自体が、この真空状態を不断に埋めている。そして、その大統領制に権威を与えているのが米国精神=米国市民宗教、換言すれば米国の「見えざる国教」というわけだ。
米国精神が一番端的に示されているのは、1961年1月に行われたジョン・F・ケネディの第35代大統領就任式典における就任演説だと言われる。
「今日、われわれは、党の勝利を祝うのではなく自由を祝うのである。それは始まりであると同時に終わりの象徴であり、変革であると同時に新生をも意味する。。。最後に、あなた方が米国市民か世界市民かを問わず、われわれがあなた方に求めるのと同じ大きな勇気と犠牲を、われわれに求めていただきたい。われわれの唯一の確かな報いである良心に従い。。。神の祝福とご加護を求める。この地上において、神のみ業を真に実現するのは、われわれであるということを心に刻みつつ。。。」
ケネディはこの演説からわずか2年10カ月後、ダラスにおいて凶弾に倒れたが、彼の残した言葉は、不滅の輝きを持って今も心に訴えてくる。
- 神は存在する。
- 神の意志は民主的手続きを通じて理解され、実現される。
- 国家ではなく神によって権利は存在する。したがって、国家は個人の権利に介入できない。
- 米国人は、この地上において神のみ業を達成する義務を負う。米国は過去、神の主要な代理を務めてきた。
- 米国は神に選ばれた国である。米国は正しい宗教、個人の自由、民主主義政治の恩寵を受ける国として全世界の模範とならなければならない。それは神から与えられた米国の義務である。
歴代の米大統領が就任に当たって口にし、ケネディの演説で最も象徴的に示された以上の4点こそ、米国精神の神髄であり、人種のるつぼ、宗教のるつぼと称される米国を一つにまとめ上げる求心力となってきたのである。
米大統領選JACKSON, Miss. - Barack Obama coasted to victory in Mississippi's Democratic primary Tuesday, latest in a string of racially polarized presidential contests across the Deep South and a final tune-up before next month's high-stakes race with Hillary Rodham Clinton in Pennsylvania.
Obama was winning roughly 90 percent of the black vote but only about one-quarter of the white vote, extending a pattern that carried him to victory in earlier primaries in South Carolina, Alabama, Georgia and Louisiana.
史上稀にみる熾烈な戦いが続いている米大統領選民主党候補指名争いは11日、南部のミシシッピ州で予備選が行われ、バラク・オバマ上院議員(46)がヒラリー・クリントン上院議員(60)に勝利した。オバマ候補は8日のワイオミング州党員集会に続く勝利。次の焦点は4月22日のペンシルベニア州予備選。
米メディアの出口調査によると、予備選参加者の5割を占めた黒人のうち9割がオバマ氏を支持し、勝利の決め手となった。一方、残る参加者の大半を占める白人は7割がクリントン氏に投票したという。
米大統領選「クリントンは化け物」―。米大統領選民主党候補指名争いで史上稀にみる熾烈な戦いを展開しているクリントン候補とオバマ候補。両候補の仁義なきデスマッチは4日、大票田のテキサス州予備選でクリントン候補が勝利。この「ミニスーパーチューズデー」で同候補は、ロードアイランド、オハイオ、テキサスの3州を制した。同候補は、オハイオ、テキサスのうちの1州でも落とせば撤退せざるを得ない瀬戸際まで追い込まれていたが、これで一息ついた形。で、オバマ陣営幹部の口から思わず出た言葉が「化け物」発言。
発言したのはオバマ候補の外交政策顧問を務めていたサマンサ・パワー・ハーバード大教授。人権問題の専門家で大量虐殺に関する著書でピュリツァー賞を受賞。7日付の英紙スコッツマン(電子版)などによると、パワー氏は訪問先の英国で同紙に「私たちはオハイオでへまをした」と述べ「彼女は怪物だ。なりふり構わずなんでもやる」と指摘した。
クリントン陣営は「卑劣な政略」と批判。オバマ陣営も発言を非難し、パワー氏は声明で「取り返しのつかない発言をした。クリントン氏に深く謝罪する」と失言を認め、7日に顧問を辞任した。12連勝という快進撃を続け、クリントン候補追い落とし間近と観測する向きもあったオバマ候補だっただけに、クリントン候補の激しい巻き返しに、思わず陣営幹部なりふり構わず反撃に出た末にクビが飛んだというところ。
民主党側では、8日にワイオミング州で党員集会が行われオバマ候補がクリントン候補に勝利。4州で予備選挙が実施された4日の「ミニスーパーチューズデー」では、クリントン候補が大票田のオハイオ、テキサス両州を制している。民主党の候補者選びは今後、3月11日のミシシッピ州予備選、4月22日のペンシルベニア州予備選に注目が集まる。己の理想とする内外諸政策に絡む論戦などはとうの昔にどこかにいってしまい、もはや泥沼の中傷合戦という感がする民主党候補指名争いだが、共和党側は、マケイン候補が4日の「ミニスーパーチューズデー」で、、バーモント、オハイオ、テキサス、ロードアイランドの4州予備選すべてに勝利、候補指名が確定した。
マケイン候補はこの日、同党候補指名獲得に十分な代議員数を獲得したとし、11月の本選に向け、大統領候補としての自身の資質について訴えかける意欲を表明、「われわれはイラクに派兵しており、われわれ最大の国家安全保障上の権益がイラクにはある」と断言して保守派の結束を訴えた。8年におよぶホワイトハウスの主から身を引くブッシュ大統領も、マケイン候補支持を表明。イラク戦争・テロとの戦いを「死活的に重要な米国の権益」として戦い抜く共和党側の立場を改めて見せ付けた。
マケイン候補は、民主党側との違いを明白に国民に訴えることで、テロとの戦い遂行という米国的価値観・生活様式を守り抜こうという意志を強く示しているのは疑いようもない。同候補はベトナム戦争での捕虜生活にみごとに耐えたヒーロー。上下両院議員としての政治実績も多く、知名度は高かった。2000年の大統領予備選では現大統領のブッシュ氏と一時は互角以上に戦った。だが今回の選挙戦では、人気が上がらなかったのも事実。
その主因はマケイン候補がイラクのフセイン政権打倒の軍事行動を強く支持したことだとされた。イラクの軍事情勢の悪化はそのまま同候補不支持の広がりにつながった。ところがイラクへの米軍増派で2007年秋からイラク情勢が好転すると、同候補の人気も比例して上昇。同候補は増派の主唱者でもある。
今回の大統領選では当初、民主党側がクリントン候補の圧勝に終わるかの様相をみせた。一方、共和党側は多数の候補が乱立し、争いの決着が長引くかにみえた。ところが現実は逆となった。マケイン候補のように同じ党の競合候補たちと激闘の傷さえ残さず、本選挙の8カ月も前に指名を確実にした例は珍しい。
マケイン候補は1936年8月生まれで現在71歳。祖父と父は海軍大将という軍人一家の家庭だ。マケイン候補も海軍兵学校を卒業して1958年に海軍に入隊。62年のキューバ危機では、空母エンタープライズ乗組のパイロットとして海上封鎖に参加。また、67年春からは北ベトナム爆撃に参加。22回目の出撃でハノイの発電所を爆撃中に地上からのミサイルに被弾。ハノイ市北部のチュバック湖に墜落して、北ベトナム軍の捕虜となった。
当時、マケイン候補は海軍少佐、撃墜された時、両腕と足を骨折。駆けつけた群衆が機体から引きずり出した。重態だったが、北ベトナム側は病院ではなく、刑務所に収容した。長く生きられないと判断したためとみられている。だが、2日後に待遇が変った。当時、マケインの父親は海軍大将、欧州駐留海軍の総司令官だった。北ベトナム政府はこれを知って政治的に利用しようとしてマケイン少佐を病院に移して治療、捕虜にしたことを公表。
これに対し、当時のジョンソン米政権は68年7月、父親を太平洋軍総司令官に任命。ベトナム戦域に展開する全米軍の総司令官とした。この直後、北ベトナム政府は獄中のマケイン少佐に対し釈放を提案した。米国は政府高官の子息を特別扱いしていると宣伝する目的だった。同少佐は「捕まった順番に捕虜を釈放するなら応じる」と主張して拒否。その後の厳しい拷問にも拘わらず節を曲げなかった。この厳しい試練の後遺症で、マケイン候補の両腕は今も肩より上に上がらない。
マケイン候補は4日夜の演説で、「国家への奉仕の責任」を語り、テロ勢力との「長く難しい戦い」を強調した上で、サダム・フセイン政権を倒す決定をなお擁護すると宣言した。そして米国が「自国の致命的に重要な安全保障の利害のためにイラクに介入している」と言明し、民主党候補の米軍無条件撤退論と対比させた。経済政策でも、オバマ候補らの主張を「貿易協定の破棄」とか「米国企業の海外投資の阻止」と評して、対決の構えをみせた。
米大統領選は、米国最大の国家行事であり一種の国家元首を選ぶ「お祭り」でもある。長く厳しい国民の目にさらされながら、誰がホワイトハウスの新たな主になるのか。少なくとも共和党側は、マケインで一本化した。党内固めも始まった。対する民主党側は、この面からすれば一歩遅れている。民主党重鎮らが危惧するのはこの一転である。
米大統領選CASPER, Wyo. - Sen. Barack Obama captured the Wyoming Democratic caucuses Saturday, seizing a bit of momentum in the close, hard-fought race with rival Sen. Hillary Rodham Clinton for the party's presidential nomination.
Obama generally has outperformed Clinton in caucuses, which reward organization and voter passion more than do primaries. The Illinois senator has now won 13 caucuses to Clinton's three.
米大統領選民主党候補指名争いは8日、ワイオミング州で党員集会が行われバラク・オバマ上院議員がヒラリー・クリントン上院議員に勝利。米メディアによると、開票率96%の段階での得票率は、オバマ氏が59%、クリントン氏が40%と大差での勝ち名乗り。
4州で予備選挙が実施された4日の「ミニスーパーチューズデー」では、クリントン候補が大票田のオハイオ、テキサス両州を制している。民主党の候補者選びは今後、3月11日のミシシッピ州予備選、4月22日のペンシルベニア州予備選に注目が集まる。
米大統領選WASHINGTON - Hillary Rodham Clinton scored comeback primary wins in Ohio, Texas and Rhode Island Tuesday night, denting Barack Obama's delegate lead in a riveting Democratic presidential race. Arizona Sen. John McCain, an unflinching supporter of the war in Iraq, clinched the Republican nomination.
Clinton's three triumphs ended a month of defeats for the former first lady, and she told jubilant supporters, "We're going on, we're going strong and we're going all the way."
熾烈な米大統領選民主党候補指名争いが続いているクリントン候補とオバマ候補のデスマッチは4日、大票田のテキサス州予備選でクリントン候補が勝利。この「ミニスーパーチューズデー」で同候補は、ロードアイランド、オハイオ、テキサスの3州を制したことになる。同候補は、オハイオ、テキサスのうちの1州でも落とせば撤退せざるを得ない瀬戸際まで追い込まれていたが、これで一息つき、この勢いを継続できれば逆転の可能性も出てきた。
クリントン候補は支持者を前に「われわれは前進し続ける。強くなっている。あらゆる面でだ」と、3州掌握の勝利演説を行った。
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