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TEHRAN, Iran - Iran's Foreign Ministry said Monday that a confrontation between Iranian boats and U.S. Navy ships in the Persian Gulf over the weekend was "something normal" and was resolved. It suggested the Iranian boats had not recognized the U.S. vessels.
The Pentagon said that in the incident early Sunday, five small Iranian boats repeatedly "charged" U.S. warships in the Gulf's Hormuz Strait and dropped boxes in the water. The boats warned the U.S. ships that they would set up "explosions," a U.S. Defense Department official said.
米国防総省は7日、ペルシャ湾のホルムズ海峡で現地時間5日夜から6日未明にかけイラン革命防衛隊の艦船5隻が、米海軍艦船3隻に至近距離まで接近し、威嚇行為を行ったことを公表。これに対し、イラン外務省は7日、革命防衛隊艦船と米海軍艦艇のニアミスを「通常任務の範囲を越えていない」とし、問題は解決済みと強調。イラン側は、米海軍艦艇だとは認識していなかったことを示唆。冒頭のYoutube動画は、事件を報じるカタールの衛星テレビ・アルジャジーラ。
米国防総省のホイットマン報道官によると、米海軍艦船3隻がホルムズ海峡の公海を航行中、イランの高速艇5隻が接近し威嚇行動。明らかに武装していた高速艇もあったという。これを受けて米艦船も警告を発し対抗措置を取る態勢に入ったという。イランの高速艇が米海軍艦船から離れたときは、米軍司令官が砲撃命令を出すところだった。
イラン革命防衛隊WASHINGTON (Reuters) - The United States on Thursday dubbed Iran's Revolutionary Guard Corps a proliferater of weapons of mass destruction and imposed sanctions on its Qods force, ratcheting up pressure on Tehran to abandon its nuclear program.
In total, Washington imposed sanctions on more than 20 Iranian companies, major banks and individuals as well as the defense ministry in a bid to force Tehran to stop uranium enrichment and curb its "terrorist" activities.
"Today, Secretary Paulson and I are announcing several new steps to increase the costs to Iran of its irresponsible behavior," said Secretary of State Condoleezza Rice, who made the announcement alongside Treasury Secretary Henry Paulson.
米国のライス国務長官とポールソン財務長官は25日、記者会見し、3軍から独立し「イスラム革命の擁護者」としての特別な権限・任務を持つイラン革命防衛隊を大量破壊兵器の拡散に関与している組織として指定、その中核部隊である「アルコッズ部隊」(エルサレム部隊)をテロ支援組織に指定した。米国が主権国家の軍を、その一部とはいえテロ支援組織に指定したのはこれが初めて。
また、ライス、ポールソン両長官は、イランのウラン濃縮活動と「テロリスト」活動を停止させるため、イランの20以上の企業、銀行、個人のほか同国の国防省も制裁対象に指定。
米上院は9月26日、イラン革命防衛隊を「指定テロ組織」と認定するよう国務省に求める決議を採択していた。今回の追加制裁措置は、イラン革命防衛隊を「指定テロ組織」に指定するものではないが、革命防衛隊を総体として大量破壊兵器の拡散に関与している組織とし、「アルコッズ部隊」自体は「テロ支援組織」とした。イラン側が総反発することは避けられない。米、イラン両国は明確に危険水域に突入したといえる。
ロシアは、ブシェール原発建設でイランと協力関係にあり、核開発問題をめぐりイランを追い詰めるものだと米国の追加制裁措置を厳しく批判。プーチン大統領は、リスボンで「新たな制裁措置で脅し、イランを追い詰めて状況を悪化させる必要があるのか」と述べた。
イラン外務省の報道官は「わが国とわが国の合法機関に対する米国の敵対政策は、国際法規違反で無価値だ。そのような政策はこれまでいつも失敗している」と述べた。
イラン国民議会は9月29日、米中央情報局(CIA)と米軍を「テロ組織」と規定する決議を採択済み。
革命防衛隊は総兵力12万人以上を擁するイランの軍事組織ではあるが、正規軍ではない。正規軍を超越するイスラム革命の守護者であり、革命の敵を抹殺する任にある。イラン正規軍は、革命防衛隊の厳しい監視下にある。故ホメイニ師がパリ亡命から戻った1979年初め、同師の身辺警護に就いたイスラム神学生らがつくり上げてきた。ホメイニ師の「私兵」だった。
当時のイラン正規軍は、パーレビ国王の警護に当たった国王親衛隊を頂点とする陸海空の3軍。これを打破し、革命を成就させる上で、革命防衛隊は「反パーレビ派」の要の1つとして重要な役割を果たす。が、本当の真価は、革命成就後に発揮される。イスラム革命の敵粛清においてだ。自由主義者、共産主義者、クルド人など少数派の民族主義者を次々と葬り去り、ホメイニ体制を盤石のものとする。「パサダラン=革命防衛隊」はイラン革命の恐怖政治を体現している。イラン・イラク戦争でも最前線に立った。
ともかく、その影響力は軍事面のみならず同国の経済界や政界にも及んでおり、数十億ドルに及ぶ国内インフラ建設の受注などにも成功している。2006年には、イラン南部サウスパルス(South Pars)にある国内最大のガス田に関するガスパイプライン建設(20億ドル)、さらにパキスタンへのパイプライン建設(13億ドル)などの受注に成功した。
革命防衛隊はイラン政界でも中心的な存在だ。アフマディネジャド大統領は同軍の出身で、2005年の就任以来、同政権の重要ポストには革命防衛隊出身者が抜擢されている。イラン核疑惑に関しても、革命防衛隊は激しく反発する。「イラン革命の宿敵が、ペルシャ湾内でイラン国境に向けた軍事的挑発行動を行うならば、ペルシャ湾は地獄と化すだろう」と米国の先制攻撃の可能性を牽制している。
イラン革命防衛隊Russia, Iran and other Caspian Sea states have issued a declaration warning other nations against using their territories for launching military action against any one of them.
The statement came at the end of a summit of leaders of the five nations, and is believed to refer to a possible US strike on Iran launched from Azerbaijan.
テヘランで開かれたカスピ海沿岸諸国首脳会議(ロシア、イラン、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、カザフスタン)は16日、カスピ海域内諸国に対する軍事攻撃に、自国領土を使用させることはないとの宣言を発表、イランの核開発に絡み、米国がイランに対し先制攻撃を加える可能性に関し、明確な警告を発した。
首脳会議閉幕に当たり公表された共同宣言は、先にプーチン・ロシア大統領が行ったイラン核に対するロシアの考え方を鮮明に敷衍したもの。共同宣言は、「平和的な核利用は容認されなければならない」と付け加えている。
カスピ海沿岸の天然資源(石油、天然ガス)問題に関しては、「法的な枠組みを創設してそれにのっとり開発が運用されることが最も肝要」とだけ共同宣言は述べており、参加国の間で意見の隔たりがあったことをうかがわせている。
ロシアは、カスピ海の湖底は5カ国で分割し、湖面については共同利用するとの案を主張していた。
カスピ海沿岸諸国首脳会議Putin showed he wouldn't be pressed into speeding up completion of the $1 billion contract to build Bushehr.
"I only gave promises to my mom when I was a small boy," he snapped when Iranian reporters prodded him to promise a quick launch.
At the same time, Putin — on the first trip to Iran by a Kremlin leader since Josef Stalin visited in 1943 for talks with Winston Churchill and Franklin D. Roosevelt during World War II — said Moscow wouldn't back down on its obligation to finish the plant.
"Russia has clearly stated that it's going to complete this work," Putin said. "We are not renouncing this obligation."
Russia has warned that the Bushehr plant would not go on line this fall as originally planned, saying Iran was slow in making payments. Iranian officials have angrily denied being behind in its payments and accuse the Kremlin of caving in to Western pressure.
テヘラン訪問中のプーチン・ロシア大統領は16日、同地でアフマドネジャド・イラン大統領と会談し、総建設費10億ドルに達するイラン・ブシェール原発に関し、必ず建設は終わらせると確約しつつも、「建設を急ぐつもりはない」と断言、契約に従って粛々と作業を進めるとの立場を明らかにした。
プーチン大統領は、ブシェール原発建設が予定通り進捗していない理由について、契約上のイラン側の経費支払いが予定通り行われていないためと延べ、当初予定の今秋完成は無理であるとした。イラン側は、ロシアが西側の圧力に屈して建設を遅らせていると主張しており、この問題での双方の溝は埋まらなかった。
プーチン大統領はまた、ブシェール原発に使用される核燃料の出荷に関しても、稼働開始前6カ月になって初めて搬入するとし、建設日程が遅れている現状では、事実上の出荷無期限延期となる旨断言。
ロシアはイラン初の原発となるイラン南部ブシェールにおける原発建設契約を1994年に結んだが、以降、その建設作業は何回も遅延していた。当初使われた建設機械が老朽化しているためとの見方もある。
会談後発表された共同声明は、「合意されている日程に従って建設を進め、稼働を開始する」とした。インタファクス通信が伝えた。会談は2回にわたって行われ、アフマディネジャド大統領は同原発の2号、3号炉の建設でロシアと引き続き協力する用意を表明。プーチン大統領はアフマディネジャド大統領のロシア訪問を招請、イラン側は受諾した。
プーチンTEHRAN, Iran - Russian leader Vladimir Putin met his Iranian counterpart Tuesday and implicitly warned the U.S. not to use a former Soviet republic to stage an attack on Iran. He also said nations shouldn't pursue oil pipeline projects in the area if they weren't backed by regional powers.
At a summit of the five nations that border the inland Caspian Sea, Putin said none of the nations' territory should be used by any outside countries for use of military force against any nation in the region. It was a clear reference to long-standing rumors that the U.S. was planning to use Azerbaijan, a former Soviet republic, as a staging ground for any possible military action against Iran.
ロシアのプーチン大統領は16日、クレムリンの指導者として1943年以来初めてイランの首都テヘランを訪問し、同地で開かれたカスピ海沿岸諸国首脳会議に出席。同大統領は首脳会議の席上、米国に対し、イラン攻撃に旧ソ連邦を構成した国々を使わないよう間接的ながら警告。また同大統領は、カスピ海周辺のパイプライン敷設計画に触れ、域内諸国の支援を得られないなら計画を進めるべきでないと強調。
プーチン大統領は、いかなるカスピ海沿岸諸国に対する軍事力の行使であっても、自国領を使わせるべきでないと断言、対イラン攻撃がもし現実のもとのなった場合、米国は旧ソ連邦を構成していたアゼルバイジャンの基地を使ってイランを攻撃するのでないかとの観測に関し、ロシアが、旧ソ連邦構成国の基地を対イラン攻撃に使用することを明確に否定した、
同首脳会議にはロシア、イランのほかアゼルバイジャン、トルクメニスタン、カザフスタンの首脳が出席。
プーチン大統領は、米国が東欧にミサイル防衛(MD)網を構築する計画などに反発する一方、天然資源を武器にした積極外交を展開している。米国と対立するイランや旧ソ連のカスピ海沿岸諸国との連携を強化し、この地域での影響力拡大をも狙っている。
プーチン大統領のテヘラン入りは、同大統領に対する暗殺計画が報じられたことから、当初の予定より大幅に遅れた。
プーチンTEHRAN, Iran - Russian President Vladimir Putin pledged Monday to negotiate with Iran on behalf of the international community in their nuclear standoff, although he didn't come to Tehran as scheduled amid warnings of a possible assassination plot.
Putin's planned trip, the first here by a Kremlin leader since World War II, raised hopes that personal diplomacy could find a solution to the impasse over the Iranian nuclear program, but he delayed his arrival, which had been set for Monday evening.
The Russian leader insisted to reporters in Germany that he was going ahead with the trip, but the Kremlin declined to discuss details. The official Iranian news agency said late Monday that Putin had only put off his trip by several hours and would be in Tehran early Tuesday in time for a Caspian region summit.
"Putin will arrive in Tehran at the head of a delegation tomorrow morning," the Islamic Republic News Agency said, quoting Iran's presidential press service.
暗殺計画の発覚が伝えられる中、15日夜に予定されていたプーチン・ロシア大統領のイラン訪問が遅れている。イラン国営イスラム共和国通信は、同大統領は数時間遅れるだけで、16日には代表団を率いてテヘラン入りすると報道。同大統領も15日、ドイツで、イラン核開発問題を協議するためテヘラン入りすると言明。
しかし、インタファクス通信はロシア大統領府スポークスマンの言明として、イラン訪問中にプーチン大統領を暗殺を謀る計画が発覚、同大統領に対しても、この暗殺計画の存在が知らされた、と速報。ロシア側は、イラン訪問が遅れていることに関し、詳しい説明を避けている。
インタファクス通信は、ロシア情報機関の言明として、この暗殺計画実行のため、自爆用のテロリストが訓練を受けているという。
イラン外務省スポークスマンは、そのような暗殺計画は存在しないと否定、イランを貶めようとする偽情報と一蹴している。
プーチン大統領は、1943年にスターリン、チャーチル、ルーズベルトの連合国3首脳がナチスドイツに対する西部戦線の形成、ナチスドイツ降伏後のソ連の対日参戦などを取り決めたテヘラン会談を行って以来、最初にイランを訪問するクレムリンの指導者。
旧東欧への米国のミサイル防衛(MD)配備計画でブッシュ米政権と厳しく対立しているプーチン大統領にとっては、国際政治における政治的影響力を維持・強化するためにも、今回のイラン訪問は非常に重要なものとなっている。
プーチンMOSCOW - Russian President Vladimir Putin has been told about a plot to assassinate him during a visit to Iran this week, a Kremlin spokeswoman said Sunday.
The spokeswoman, who spoke on customary condition of anonymity, refused further comment.
Interfax news agency, citing a source in Russia's special services, said suicide terrorists had been trained to carry out the assassination.
A spokesman for Iran's foreign ministry, Mohammad Ali Hosseini, denied any such plot had been uncovered, characterizing the news as disinformation spread by Iran's adversaries.
訪独中のプーチン・ロシア大統領はメルケル独首相との会談を終えた現地時間15日夜、次の訪問国イランに向かうが、AP通信がインタファクス通信の報道として伝えたところによると、イラン訪問中にプーチン大統領を暗殺を謀る計画が発覚、同大統領に対しても、この暗殺計画の存在が知らされた。ロシア大統領府スポークスマンが匿名を条件に明らかにした。
インタファクス通信は、ロシア情報機関の言明として、この暗殺計画実行のため、自爆用のテロリストが訓練を受けているという。
イラン外務省スポークスマンは、そのような暗殺計画は存在しないと否定、イランを貶めようとする偽情報と一蹴している。
プーチン大統領は、今回のイラン訪問でアフマドネジャド同国大統領と会談するとともに、16日には、カスピ海沿岸諸国首脳会議に出席することになっている。
プーチン大統領は、1943年にスターリン、チャーチル、ルーズベルトの連合国3首脳がナチスドイツに対する西部戦線の形成、ナチスドイツ降伏後のソ連の対日参戦などを取り決めたテヘラン会談を行って以来、最初にイランを訪問するクレムリンの指導者。
プーチン大統領暗殺未遂事件は過去、アゼルバイジャンのバクー、ウクライナのヤルタで起こっているが、いずれも当該国の情報機関によって未然に防がれたとされる。
今回のプーチン大統領暗殺計画は、チェチェン分離主義過激派が絡んでいると観測される。
外務省に10日までに入った連絡によると、イランの南東部を旅行中の23歳の男子大学生が今月上旬、何者かに拘束された。拘束したのは武装集団で、身代金などを要求しているとみられる。同省は10日、小野寺五典外務副大臣をトップとする緊急対策本部を設置。大学生が拘束された詳しい状況などを調べている。
同省によると8日深夜、男子大学生がテヘランの日本大使館に「イラン南東部を旅行中に武装グループに拘束された」と電話で連絡。大学生は「グループは身代金に加えて何らかの要求があるようだ」とも話した。
イラン南東部というと、アフガンもしくはパキスタンとの国境地帯。一介の大学生を誘拐したということだから、政治性はないと思うけど。
11日現在有効な外務省海外安全情報によると、イランは、①イラク及びアフガニスタンとの国境付近:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)②シスターン・バルチスタン州及びケルマン州:「渡航の是非を検討してください。」(継続)③フーゼスタン州:「十分注意してください。」(継続)―とある。
海外で邦人が襲撃・拘束された近年の例では、パラグアイで今年4月武装集団が現地在住の2人を誘拐し、身代金を要求した。戦時下のイラクでの事件が最も多く、2003年11月には、在英日本大使館の奥克彦大使ら2人が銃撃されて死亡。04年4月にはボランティア女性ら3人が拉致され、8日後に解放されている。04年5月にはフリージャーナリストの橋田信介さんら2人が銃撃され死亡、同10月には香田証生さんが拘束され、遺体で発見された。
イラン邦人大学生誘拐TEHRAN, Iran - Iran's parliament voted Saturday to designate the CIA and the U.S. Army as "terrorist organizations," a largely symbolic response to a U.S. Senate resolution seeking a similar designation for Iran's Revolutionary Guards.
The parliament said the Army and the CIA were terrorists because of the atomic bombing of Japan; the use of depleted uranium munitions in the Balkans, Afghanistan and Iraq; support of the killings of Palestinians by Israel; the bombing and killing Iraqi civilians and the torture of imprisoned terror suspects.
米中央情報局(CIA)と米国の陸海空および海兵隊の4軍はテロ組織―。イラン国民議会は29日、CIAと米軍を「テロ組織」と規定する決議を採択。米上院が26日、イラン革命防衛隊を「指定テロ組織」と認定するよう国務省に求める決議を採択したことに対する対抗措置。
イラン国民議会は、決議を採択した理由として、①日本に対し原爆を使用し②バルカン諸国、アフガン、イラクにおいて劣化ウラン弾を使用した③イスラエルのパレスチナ人殺害を支持した④イラクの民間人を爆撃して殺害、テロ容疑者に拷問を加えた―の諸点を挙げている。
その上で、この決議はアフマドネジャド大統領・政府に対し、CTAと米4軍をテロ組織として取り扱うよう要請している。
AP通信によると、ホワイトハウスはこの件に関しコメントを拒否。
ブッシュ米大統領は先に、2001年9月11日の米同時多発テロ直後に布告された大統領令13224号に基づき、イラン革命防衛隊を「指定テロ組織」とする方針を決めたとされる。米ワシントン・ポスト紙が8月15日報道。大統領令13224号は、米国が国家として、テロ活動に関与している個人、企業、慈善団体、過激団体を特定する権限を保持する旨を保証するもの。
イラン革命防衛隊Iranian Unit to Be Labeled 'Terrorist' - washingtonpost.comThe United States has decided to designate Iran's Revolutionary Guard Corps, the country's 125,000-strong elite military branch, as a "specially designated global terrorist," according to U.S. officials, a move that allows Washington to target the group's business operations and finances.
The Bush administration has chosen to move against the Revolutionary Guard Corps because of what U.S. officials have described as its growing involvement in Iraq and Afghanistan as well as its support for extremists throughout the Middle East, the sources said. The decision follows congressional pressure on the administration to toughen its stance against Tehran, as well as U.S. frustration with the ineffectiveness of U.N. resolutions against Iran's nuclear program, officials said.
ブッシュ米大統領が2001年9月11日の米同時多発テロ直後に布告された大統領令13224号に基づき、イラン革命防衛隊を「指定テロ組織」とする方針を決めた。米ワシントン・ポスト紙が15日報道。大統領令13224号は、米国が国家として、テロ活動に関与している個人、企業、慈善団体、過激団体を特定する権限を保持する旨を保証するもの。
主権国家の軍事組織が「指定テロ組織」と名指しされるのはこれが初めてで、9月の国連総会が始まる前に発表する方針という。革命防衛隊の米国内資産はほとんどなく、「政治的、心理的な圧力を強めるのが目的」。米紙ニューヨーク・タイムズによると、米政権内ではイラン政策で軍事攻撃の可能性も検討すべきだとする強硬論がチェイニー副大統領周辺から再び台頭している。革命防衛隊のテロ組織指定には、強硬論を阻止すると同時に、経済制裁強化に向けたテコとする狙いがあるという。
もっとも、イランは国家としては過去20年以上にわたり、米国によって「テロ支援国家」と名指されてきた。米政府は、特にイラン革命防衛隊の特殊部隊である「Quds Force」が、イラクのシーア派武装勢力やアフガン旧支配勢力タリバンへの武器供与に関与しているとみている。ブッシュ大統領がイランを、シリア、北朝鮮と並ぶ「悪の枢軸」と言い切ったことは記憶に新しい。
これを受け、イラン革命防衛隊は16日、イラン国営通信(IRNA)を通じ「防衛隊の本分は、イランの制度と革命に対する敵を恐怖に陥れることだ。米国はこの神聖な組織に打撃を与えるという軽薄な政策を発表するための口実を見い出す必要に迫られたのだ」と米政府の動きを激しく非難する声明を発表。
声明は、「物質主義に毒された者には、深遠な霊の力や革命防衛隊の鉄の意志を理解できない」と西側諸国への警告を発し、「歴史的勝利は、世界各地の異教徒らと対抗するイスラムの子たちと共にある」と付け加えている。
ブッシュ政権は、イラン革命防衛隊が駐イラク米軍に対する攻撃などで使用される爆発物を供給するなどしてイラク国内の政情不安を煽っていると断言、革命防衛隊を名指しで批判してきた。革命防衛隊をテロ組織に指定することで、防衛隊の資金的生命線を断ち切ることを狙っている。
革命防衛隊は総兵力12万人以上を擁するイランの軍事組織ではあるが、正規軍ではない。正規軍を超越するイスラム革命の守護者であり、革命の敵を抹殺する任にある。イラン正規軍は、革命防衛隊の厳しい監視下にある。故ホメイニ師がパリ亡命から戻った1979年初め、同師の身辺警護に就いたイスラム神学生らがつくり上げてきた。ホメイニ師の「私兵」だった。
当時のイラン正規軍は、パーレビ国王の警護に当たった国王親衛隊を頂点とする陸海空の3軍。これを打破し、革命を成就させる上で、革命防衛隊は「反パーレビ派」の要の1つとして重要な役割を果たす。が、本当の真価は、革命成就後に発揮される。イスラム革命の敵粛清においてだ。自由主義者、共産主義者、クルド人など少数派の民族主義者を次々と葬り去り、ホメイニ体制を盤石のものとする。「パサダラン=革命防衛隊」はイラン革命の恐怖政治を体現している。イラン・イラク戦争でも最前線に立った。
ともかく、その影響力は軍事面のみならず同国の経済界や政界にも及んでおり、数十億ドルに及ぶ国内インフラ建設の受注などにも成功している。2006年には、イラン南部サウスパルス(South Pars)にある国内最大のガス田に関するガスパイプライン建設(20億ドル)、さらにパキスタンへのパイプライン建設(13億ドル)などの受注に成功した。
革命防衛隊はイラン政界でも中心的な存在だ。アフマディネジャド大統領は同軍の出身で、2005年の就任以来、同政権の重要ポストには革命防衛隊出身者が抜擢されている。イラン核疑惑に関しても、革命防衛隊は激しく反発する。「イラン革命の宿敵が、ペルシャ湾内でイラン国境に向けた軍事的挑発行動を行うならば、ペルシャ湾は地獄と化すだろう」と米国の先制攻撃の可能性を牽制している。
ニューヨーク・タイムズは社説で、こういったブッシュ政権の動きを「要領が悪く計画が不十分だ」と批判、「イランの脅威は深刻だ。米国に必要なことは、芝居がかった言動ではなく、真剣な政策で対応することだ」と指摘しているのだが。。。
イラン革命防衛隊
